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●仰いで天に愧じず
心にやましいところは全くない。すべてをお見通しの天の神に対しても恥じるところはないの意で、清廉潔白(せいれんけっぱく)・公明正大の形容に使う。
●悪人正機
人間は如来の本願にすがってこそ救われる。自分を悪人と思う人は、まさに本願他力の正しい機会を得ているという意味。
●安心立命
強い信仰によって心の平安を得、何事にも心を動揺させないこと。仏教では「あんじんりょうみょう」とも。儒教では「あんしんりつめい」と読み、天命を知って心の平安を得、瑣末(さまつ)なことに心を動揺させないことの意となる。
●以心伝心
禅宗で、ことばや文字では説明できない深遠な仏法の真髄を心から心へと伝えること。転じて、無言のうちに自分の気持ちや考えを相手に伝えること。釈尊が入滅するとき、弟子の迦葉(かしょう)に教えを託すのに無言のうちに心から心へと伝えたことから言う。
●一蓮托生
仏教で、ともに極楽に往生して蓮の花の上に生まれ変わり、死後の幸せを分かち合うこと。転じて、同じ仲間と行動や運命をともにすること。蓮の花は仏像がそれを台座として安置される聖なる花。
●因果応報
悪い行いは悪い報いを受け、善い行いはよい報いを受けるということ。過去や前世の因業に応じて果報があるという意。仏教の教えに基づく言い方だが、現在では悪いことをしたら悪い報いを受けるのは当たり前だといった意味合いで使う。
●縁なき衆生は度し難し
いかに仏であっても、仏縁のない者は救いようがないということ。また、人のことばを聞き入れようとしない者はどうしようもないということ。「衆生」は仏の救済の対象となるすべてのもの。「度する」は救済する、済度する。
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