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●石の上にも三年
物事はつらくとも根気よく続ければ、最後にはきっと成功するということ。冷たい石の上にも三年座り続ければ石も暖かくなるの意から、辛抱の尊さを言う。
●一期一会
一生に一度だけ会うの意で、だからこそ、その出会いを大切にせよということ。茶道の心得を言うことば。千利休(せんのりきゅう)の弟子、山上宗二(やまのうえのそうじ)の著作に「一期に一度の会」とあるのに基づく。
●夷を以て夷を制す
他の力を利用して自分の利益をはかること。中国の伝統的外交政策で、外敵同士を敵対関係において、巧みに自国の利益と安全をはかることから言う。
●牛に引かれて善光寺参り
他人に誘われて知らぬうちに善い方へ導かれることのたとえ。
●学者の取った天下なし
学者は学問の上では天下国家を論じるが、実際に国を治めた例はないということ。学者は理論には長けていても、現実問題には疎いことを言う。
●渇しても盗泉の水を飲まず
どんなに困っても、不正なことはしない。「盗泉」は中国山東省泗水県にある泉の名。そこを通りかかった孔子は、からからにのどが渇いていたのに「盗泉」の名を嫌って、その水を飲まなかったという故事に基づく。
●瓜田に沓を納れず李下に冠を正さず
疑惑を招くような行為は避けた方がよいということ。瓜の畑で靴を履き直せば、瓜を盗んでいるのではないかと疑われ、李(すもも)の木の下で手をあげて冠の曲がったのを直すと、李を盗んでいるのではないかと疑われるというたとえから、疑わしい言動を戒める。
●門松は冥土の旅の一里塚
めでたい門松だが、正月を迎えるたびに一つづつ年を取ることを考えると、死出の旅への一里塚のようなものだ。「一里塚」は、街道の傍らに土を盛り、松や榎(えのき)を植えた里程の目印。昔は一里ごとに置かれていた。
●聞けば気の毒見れば目の毒
聞けば聞いたで心は乱れ、見れば見たで心が迷うということ。聞くもの見るもの、すべて煩悩の種とならないものはないの意で言う。
●君子は和して同ぜず小人は同じて和せず
優れた人間は人との和を重んじて付き合うが、理に反してまではむやみに同調しない。反対に、つまらぬ人間はやたら人と同調するば、利害が相反すると離れていってしまうということ。
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