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●あっても苦労なくても苦労

お金も子供も、あればあったでそれなりの苦労があるし、また、なければないで苦労をするものだということ

●家貧しくして孝子顕る

家が貧しいと、かえって孝行な子供の善行がはっきりと人に知られるようになる。『宝鑑』に「家貧しくして孝子(こうし)顕(あらわ)れ、世乱れて忠臣を識(し)る」とある。逆境が立派な人物を生むことを言ったもの。

●後顧の憂い

物事をやり終わった後に残る気がかり。のちのちの心配。

●恒産無き者は恒心無し

一定の生業をもたない者には、しっかりした道義心も育たないということ。孟子が人々の生活安定を政治の基本として、その必要を強調した言葉。『孟子・滕文公上』にあることば。だから「国を治めるには人民に一定の仕事を与え、人民の暮らしが安定するように図らなければならない」と、孟子は斉(せい)の宣王に説く。

●好事魔多し

よいことには、なにかと邪魔が入りやすいということ。「魔」は「邪魔」などに見る「魔」で、求道心を妨げるものから転じて、支障・妨げの意。

●孔子も時に遇わず

どんなに優れた人物でも、時勢に合わなければ埋もれてしまうことがあるということ。国を治める道を説いた孔子ですら、その高邁な教えを理解する権力者はなく、戦乱の世には受け入れられなかったことから言う。

●紺屋の白袴

人のことばかりに忙しくて、自分のことをしている暇がないことを言う。白無地のたっつけ袴は紺屋の仕事着。紺屋のくせに白袴をはいているのは、客の注文に追われるばかりで、自分の袴を染めるゆとりがなかったからだろうと揶揄する。

●極楽願わんより地獄作るな

死んで極楽へ行きたいと願うより、地獄へ落ちる原因を作らぬよう注意せよということ。また、この世で幸福になることを願うより、不幸になる原因を作るなという戒め。

 

 


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