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●開いた口には戸はたたぬ

世の中の噂は防ぎようがない。『徒然草』に「思(おぼ)しきこと言はぬは腹膨(ふく)るるわざ」(「思うこと言わぬは腹ふくる」)とあるように、ものを言おうとする人の口は防ぎようがない。

●浅い川も深く渡れ

浅い川も深い川と同様に用心して渡れの意で、油断を戒めることば。

●朝題目に宵念仏

朝は日蓮宗の題目(南無妙法蓮華経)を唱え、夕方は浄土宗の念仏(南無阿弥陀仏)を唱える意で、無定見のこと。

●当て事は向こうから外れる

自分が心当てにしていることは、とかく相手の都合で駄目になるものだ。

●過ちては改むるに憚ることなかれ

過失を犯したら、ためらうことなく速やかに改めよということ。『論語・学而』の孔子のことばに「過ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」とあるのに基づく。

●一得一失

一方は良いが一方は良くないこと。利益があると同時に一つの損があること。

●鵜の真似をする烏

自分の能力を省みないで、いたずらに人まねをすると失敗するということ。鵜のまねをして魚を捕ろうとする烏は水におぼれるの意から言う。

●駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人

世間には、さまざまな境遇の人がいるものだということ。

●雉も鳴かずば撃たれまい

無用な発言が災いを招くことのたとえ。雉は一声鳴いたばかりに所在を悟られ、猟師に仕留められた。

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